スポーツ

北京五輪の感想など

今年の五輪は、全体的に男が情けなかった。
頑張った男アスリートベスト3は、

1. 北島康介(25歳。競泳、平泳ぎ100M200Mの金、アテネに次いで2連覇)・・・偉業gawk
2. 内村航平(体操団体で銀メダル、個人総合で銀メダル獲得の大物新人、19歳!)bleah
3.内柴正人(30歳。柔道66キロ級2連覇)happy02

その他、陸上男子100M×4リレーや競泳男子のメドレーリレーで銅を獲得した。彼らは頑張ったと思う。

ワーストは、
1. 星野ジャパン
2. 鈴木桂治はじめ柔道選手(小野、金丸、平岡)
3. 反町ジャパン

・・・かな。1と2は特にがっかりさせられました。
それに比べ、頑張った女性アスリートベスト3は
1. ソフトボール女子(金メダル)happy02
2. 柔道女子各選手(谷本歩実、上野雅恵の連覇、塚田真希の銀メダルなど)crying
3. なでしこジャパン(ベスト4)catface

男がダメダメだった野球、柔道、サッカーでは女子はトテモパワフルだった。

さらに、
レスリングの全階級メダル獲得(金2個)なども強かった・・・ね。

男性には頑張ってほしいものです。ヤレヤレ。

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JUDOと柔道。

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2008年北京五輪では柔道のルールが大幅に変更。
一本、技あり、有効・・・などの主観的な判定方式から、その伝統を引き継ぎつつより汎用性の高いポイント方式に変更された。
ポイントの入り方は、指導が1ポイント。有効が10。技ありが100。合わせ技1本が200。一本が1000で試合終了。
たしかに、合理的で、世界共通に見える。
柔道は、すでに欧米で「ジャケットレスリング」と呼ばれているという。
ジャケットレスリングは、日本古来の柔道とは一線を画す。”JUDO"というローマ字表記がふさわしい。「柔よく剛を制す」一本勝ちの美学を根底に持たず、5分以内にいかにポイントをとるかという、レスリングとあまりルールが違わない競技になってしまっている。
技をかけずに良いタイミングを伺っていると、消極的姿勢として反則をとられる。
JUDOでは、外人選手は、相手の「技が出なくて消極的」という姿勢を審判にアピールし、指導をとらせたいため「かけ逃げ」をかけて攻撃姿勢をアピールしてくる。まずこれが醜い。そこから朽ち木倒し、もろて刈り、たまに巴投げ、肩車という美しくも何ともない力技に出る。
野村忠宏のファンなら、そして柔道ぜんたいのファンなら、2008北京五輪がおそらく日本が金メダルを複数(2個以上)獲得出来る最後の五輪になると思った方が良い。
今回、内柴、谷本、上野、石井で4つの金。プラス柔ちゃんと中村の銅。
これは、日本が獲得している10個前後の金メダルのうち、半数にのぼろうかという数だ。
つまり、柔道の弱体化イコール日本のオリンピックに置ける斜陽なのである。これは独断だろうか。
2016の東京オリンピックなんて・・・その頃確実に金メダルを取れる競技があるんだろうか。
開催国がメダル2、3個なんて、笑いものだと思う。
げんに2012年の開催地として内定しているイギリスは、中、米についで、陸上などを主力に全体で3位のメダル獲得数だ。
日本の9個のメダルのうち2個が北島康介の競泳2冠によるもの。
北島は4年後も泳ぎ続けるだろうか?・・・ピーター・ファンデンフォーフェンバンド、イアン・ソープなどをみても、競泳選手の選手生命の長さは、2大会連続がせいぜい・・・。北島は競泳選手として、日本人としては、韓国のパク・チソン並みに突然変異としか思えない選手なので、急に同レベルの選手が育つとは考えにくい。
話がそれたが、
女子48キロ級は谷亮子人気で比較的選手層は厚いが、谷ほどの才能を持つ選手、金レベルの安定感を持つ若い選手はいない。52キロ級はここ数年銅メダル程度が最高の鬼門。63キロ級の谷本歩実が今年27歳だから4年後連覇というのも、なかなか厳しい気がする。しかし谷本の安定感は素晴らしい。
塚田真希の負けた試合を見て、これから柔道がJUDO化するに連れてフィジカルで強いガイジン選手が増えると思うと、70キロ以降の中〜重量級の選手がメダルを取るのは難しい気がしてくる。

男子100キロ超級の石井が予想外の勝ち上がりで金メダルを日本にもたらしたが、決勝までの勝ち上がりは良かったものの、決勝戦は有効ひとつの優勢勝ち。国旗掲揚、国歌が流れる場面でも、なぜか今までの柔道の金メダルの表彰式ほど感動しなかった。後味が悪かった。

鈴木桂治が世界中の柔道関係者およびフジテレビ、日本国民を裏切って初戦敗退し、敗者復活戦でもみごとに1本負けを喫したが、私は鈴木はそれほど戦犯ではないと思う。
なぜなら、初戦の相手のモンゴル人(ちなみに優勝してしまった)は、もろ手刈りというモンゴル相撲さながらの力技で鈴木を持ち上げて救い投げただけだから。初戦を見ていても、鈴木選手の動きは良かったし、調子はけして悪くなかったはずだ。
柔道をにわかに見た人は、まるでマイケル・フェルプスが200バタフライで予選落ちしたかのような大騒ぎをするけれど、私はあれは多いにあり得ると思った。だって、あのモンゴル人のもろ手刈りは柔道ではない。モンゴル相撲及びレスリングだ。
鈴木桂治はその動揺を敗者復活戦に引きずってしまった。
まったく集中力を欠いていた(5分間に極度の集中力が求められる柔道では、1瞬のスキが1本に変わる)。
格下選手に得意の足技で綺麗に転がされ、これは見事に柔道として1本負けを喫した。
鈴木桂治の心の動きがけっこうリアルに伝わってきた。
本人がいちばん初戦で負けると思っていなかったのだ。初戦で大投げを食らってから、現実をうまく飲み込めず、クビをかしげながら敗者復活戦に挑んだのだろう。その結果、自分のスキをつかれた柔道の技でちゃんと負けて、初めて自分の愚かしさに呆然となり、頭を抱えて立ち上がれなかったのだ。

鈴木を投げたモンゴル人はこのモンゴル相撲いっぽんで北京を勝ち抜いた。これはおそろしいことだ。なんとかして下さい、野村忠宏様。

私は弱体化してもいいから、日本の柔道には一本にこだわり続けてほしい。お家芸柔道をJUDO化させたくない。絶対に。

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