岡崎京子の後期の短編集。

全体的な評価は、中間。『リバーズ・エッジ』や『へルター・スケルター』に評価が集中していますね。
でもおかきょんの作品にはハズレは、ありません。天才なので。
今回は短編集まるごとショートショートで映画化したらどうか・・・という
☆妄想キャスティング☆です。
第一話
『エンド・オブ・ザ・ワールド』
イースとモリーは子連れ結婚で兄妹になった血のつながらないきょうだい。やがて破滅的なふたりは親ふたりを殺し、逃走を始める・・・。『俺たちに明日はない』のきょうだいヴァージョン。違うのは、ボニーとクライドは愛し合うクレイジーカップルだったけど、イースとモリーは不幸な過去を持つ青年同士であったこと。
☆妄想キャスティング☆
名前こそイースとモリーですが、おかきょんの描写からして全然日本人でイイと思います。
イース ①二宮和也 ②小栗旬 など
モリー ①戸田 恵梨香 ②宮地真緒 など
エディプス・コンプレックスが根底に描かれているきわどい作品なので、イースもモリーも暗さをうまく演じられる容姿重視で。ただ、戸田恵理香等がこういうきわどい映画に出られるかと言うとぜんぜんわかんないですけどね。昔桜井幸子が『高校教師』で演じたキャラクターをもっと下品にクレイジーに演じられたらサイコーですね。難しいでしょうか。
第二話『Vamps』
若草一家は、美しい母と3姉妹の吸血鬼一家。三女のさくらは人間とのハーフ。
さくらは人間に恋をしてしまい、相手は母の大昔の恋愛相手の孫。
『ポー〜』にオマージュを捧げたような軽くポップな吸血鬼作品。人間と吸血鬼のはざまで揺れ動くさくらの恋愛は・・・
若草 さくら(三女)
①榮倉奈々
立花正平(大家、小説家)
①瑛太
若草 きよら(長女)
①深津絵里
若草 ミカ(二女)
①佐藤江梨子
若草いずみ(母、美しき356歳)
①黒木瞳 ②石田えり
などなど。・・・あまり深く考えないキャストですけど。
第三話『ひまわり』
両親がアパ−トの大家をつとめている、ジュンイチはごくふつうの小学6年生の男の子。中学受験でファミコンを禁止されたジュンイチは、アパ−トに入居している若いハルミという女性の部屋に上がり込むようになる。
「ファミコンより楽しいこと教えてあげる」
ハルミがジュンイチに気まぐれに教えたのは。
そして最後、「あたし子供できちゃったのよねー」とハルミがひとこと。
どうもあんたの子供みたい。愛人がお金出して育ててくれるから全然いいんだけど。いちお、知らせとこうと思って。
灼熱の夏休み、プールとゲームと受験勉強に追われていたジュンイチは、ショックのあまりげろをはく。
ジュンイチ①神木隆之介
ハルミ①菊池凛子
第四話『水の中のちいさな太陽』(おすすめ)
ミーナとユーヤは高校中が羨む成績優秀で美男美女カップル。実際のふたりは表面的な良い子とはまるでべつ。ミーナはバイトでSMのホテトル嬢をし、ユーヤは女教師を誘惑して性的行為を行ったビデオをもとに教師をゆすり、ドラッグを売り、パー券を売りさばいていた。
ミーナの親友サヤカは何も知らずにユーヤに恋心を抱き、ミーナはそれを知っている。通常のセックスではもう何も感じなくなってしまったユーヤとの行き詰まりのなかで、あるパーティーが行われ・・・
ミーナ①若手女優(なんだそりゃ、)
サヤカ①榮倉奈々、堀北真希など
ユーヤ①山下智久②亀梨和也
第五話『乙女ちゃん』
紀子の父は、母が死に、3年後に定年退職を迎えてから、常にスカートをはいて行動するように。
世間は父を『乙女ちゃん』と呼んでからかう。
紀子には縁談がきて、弟の幸一は父のスカート姿に情緒不安定をかくせず・・・
紀子①中谷美紀(ぴったりだな)
幸一②瑛太
父①竹中直人(ほぼ鉄板)②香川照之
たまにこんなオルタナティブなショートショートも良いのでは・・・?
最近のコメント